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起こりは、福沢諭吉が進めた牛肉食のススメから、母が経営した新橋料亭太田屋育ちであったことです。大学を卒業後、バーテンダーとしてニューオータニでの修行でお酒類をマスター。
ホテル仕込みの洋食の修行を終えて、老舗料亭「さん次」を新橋で再開。すき焼き屋、おでん屋、コーヒー専門店、能楽堂内での食堂を手がけながら、スパイスの勉強をインド料理のレヌ・アローラ先生に師事して学びました。
またスパイスを追求する過程で、漢方にも興味を持ち、中国の山東薬科大学の日本校で漢方学も修めました。
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１９８０年に「身体に優しいを」テーマに新橋にスパイスハウスPEPEをオープン。１９９０年に鎌倉に移転しました。
たくさんの方に愛されて３０年以上。PEPEという名前はコショウのスラングでもありますが、PEPEのオープンの時にお店の前に捨てられていた一匹の仔犬。
私たち夫婦の子供のように育て、最後まで愛し続け一緒に暮らした愛犬PEPEの名前でもあります。
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２０２１年、PEPEの味を愛犬と一緒に楽しんでもらえればとD-PEPEに鎌倉佐助にオープンしました。
末長く、愛されるように一層精進して参ります。宜しくお願いします。